亀山城跡

この亀山城という城は三重県がまだ伊勢国と呼ばれていた頃に現在の亀山市にあった城です。

亀山城は1265年(文永2年)に関実忠によってつくられ、その後現在の位置に移され、1567年(永禄10年)の織田信長の伊勢への進攻以降はたびたび戦場となりましたが、その後の1590年(天正18年)に岡本宗憲が入城し、その後の亀山城の母体となる城が完成しました。

丘陵の上に建つ亀山城は城壁の櫓や門、土塀などが連なるその景観が蝶の群れが舞う姿にたとえられて「粉蝶城」とも呼ばれる美しい城でした。
しかし、1632年(寛永9年)に堀尾忠晴が「丹波」亀山城の修復を命じられたにも関わらず、こちらの亀山城と間違えて天守閣を解体したという伝承があり、天守閣の跡には平時には武器庫として、戦時は防戦用として利用することの出来る多門櫓が建てられました。

この多門櫓は現在も残っており、三重県で唯一現存する城郭建築物として県史跡に指定されています。 

また亀山城跡は周辺にある亀山公園も含めて、桜の名所として有名な場所で、桜が満開になる時期は美しい桜が見事に咲き誇り、亀山城を美しく彩ります。
4月には「亀山城桜まつり」が行なわれ、地元の人をはじめ多くの人でにぎわいます。

三重県で歴史女子と出会うことがあったら、この亀山城跡でデートしてみるのもいいかもしれません。