和菓子街道をご存知ですか?

三重県伊勢市にはかの有名な伊勢神宮があります。江戸時代末期には「おかげ参り」として「ええじゃないか」といいつつ伊勢神宮へと向かう人々がいたということは有名ですよね。

江戸時代に、江戸からたくさんのお参り客が通った道があり、実は今もその街道沿いの近くには多くの和菓子屋さんがあるのです。

昔は、歩いての伊勢神宮参りでしたから、ちょっと休憩してお持ちでも食べて、ということだったのでしょう。歴史のある和菓子店が今も頑張って変わらぬ味を守っています。

北の方ですと四日市のあたりの「なが餅」は有名です。細長くてペタンコのような変わった形状ですが、食べやすくて根強い人気があります。

もっと下って伊勢に近づいてくると、またどっと和菓子店が増えます。

松阪市では「まつかさ餅」と言って、もち米が粒のまま乗ったような変わったお持ち。もう少し伊勢に近づくと「へんば餅」という老舗もあります。へんばは、実は返馬、という意味。川の手前にある和菓子店。昔、お参り客が馬に乗ってやってきては、伊勢を目前としたところで大きな川に面するので、そこで今まで乗ってきた馬を返して、川を渡っていました。そのポイントのあたりでお参り客の疲れをいやしたのが「へんば餅」なのです。味もなかなかおいしくて、今でも地元の方々に親しまれています。

そして、誰もが知る「赤福」も忘れてはなりません。伊勢神宮へ来たら、ぜひ和菓子のチェックもしてみてはいかがですか?また違った面白さがありますよ。